Ukiyoe Stockの「image No.」ってなに?
今回は私事(?)で恐縮ですが、Ukiyoe Stockの image No. = イメージナンバーについてです。
お問い合わせや2回目以降の検索に便利なので、ユーザーの皆様にはぜひ知っていただけたらと思いご紹介に至りました。
イメージナンバーは素材ごとのID番号
イメージナンバーとは、一言でいえば「Ukiyoe Stockが独自で素材それぞれに付けているID」です。
もちろん素材それぞれにタイトルも付けているのですが、おかげさまでUkiyoe Stockの素材数も5,200を超え(2025年1月現在)、同じタイトルもありますし、よりわかりやすく変更することもしばしば。
それに比べてimage Noは唯一無二で公開後変わることはありません。
Ukiyoe Stock本サイトの各素材ページでは、素材情報の表に記載しています。
構成は「〇〇〇〇〇〇〇-△△」のような7桁-2桁の番号。
〇〇〇〇〇〇〇は基本的に元絵の作品ごとに振った番号、△△は枝番です。
例えば「アルプスの少女ハイジ」から作ったハイジが笑う素材は「1111111-01」、クララが立った素材は「1111111-02」になり、
「フランダースの犬」から作ったネロの顔素材は「2222222-01」、パトラッシュが走る素材は「2222222-02」になります。
そのため、同じ〇〇〇〇〇〇〇番号の素材同士は一部の例外を除いて同じ浮世絵師が同じ作品内で描いているので、画風を統一化できます。
「江戸時代の浮世絵素材」と言ってもやはり絵師や作品によってかなり画風が異なるので、デザイナーさんとしては気になりますよね。似た画風の素材を検索するときにぜひimage Noを役立ててみてください。
とはいえ注意していただきたいのは、〇〇の作品番号はランダムということ。連番や近い番号でも同じ浮世絵師の作品とは限らないのでご了承ください。
image No.は検索もできます
そしてimage NoはUkiyoe Stockのサイト内検索でも使えます。
素材検索の検索キーワードにimage Noの全部か一部を入力していただくことで、以前に見つけておいた素材や同じ元作品から作った素材を簡単に見つけることができます。
無料版と有料版もimage Noは同じなので、たとえば、カンプデータとして使った無料版をあとで有料版に差し替えたい、というときの使い方もおすすめですよ。
ただし、あくまでUkiyoe Stock独自の番号なのでGoogle検索などでは正しく検索できない場合も多いです。ご注意ください。
着色ver.は頭に「c」
最近公開することはほとんどないのですが、元絵からトレースしたイラストにUkiyoe Stockが独自に着色した「着色ver.」素材。こちらのimage Noは少し特殊で、元絵からトレースした素材のimage Noの頭にcをつけています。
つまり着色前の素材のimage Noが「6397852-16」なら、着色ver.のimage Noは「c6397852-16」になります。
お問い合わせにもぜひimage Noを
そしてimage Noはお問い合わせ時にも便利。
素材ページのタイトルでは曖昧になってしまうこともありますが、「〇〇〇〇〇〇〇-△△のデータ形式を変更して販売してほしい」などお問い合わせいただければその後のお手続きが非常にスムーズになります。
有料版をお買い上げいただいた時のメールや領収書にもimage Noが記載されるので記録としても残ります。
もっと気軽に「〇〇〇〇〇〇〇-△△に似た素材が欲しいよー」とか「〇〇〇〇〇〇〇-△△の着色版はない?」など素材リクエストの際にご活用いただいても嬉しいです。
まとめ
さて今回はUkiyoe Stockを使う上で便利なimage Noをご紹介しました。
まあお察しの通りUkiyoe Stockの事務手続き上ユーザーさんたちにも使ってもらいたい!というのはもちろんあります。
ただ、忙しいデザイナーさんが素材を探す時間を少しでも減らせれば、というのもまごうことなき本音。
UkiyoeStockが素敵な作品作りの一助になれば幸いです。